お盆提灯の種類に関する基礎知識

お盆提灯の種類に関する基礎知識

このページでは、「お盆提灯の種類」に関する基礎知識を解説いたします。

また、近年のお盆提灯の傾向やバリエーション、よくあるご質問についても併せてご紹介します。

お盆提灯の種類

様々な絵柄のお盆提灯が並んでいるイメージ

絵柄、素材、デザイン、価格……提灯を選ぶときの基準は様々ございますが、絵柄の好みで選ぶ方が多くいらっしゃいます。

火袋の絵柄は秋の七草、桔梗や菊が基本とされていますが、近年はお客さまの好みも多様化し、鉄線や藤、桜など、故人さまが好きだった花の絵柄をお買い求めになる傾向も進んできています。

また、今でも伝統的な大内行灯タイプが主流ですが、リビングや洋室に似合うデザインの新型提灯も人気が高まっています。

お盆提灯のバリエーション

行灯のイメージ

二重と一重の2種類ある火袋は、素材や技法も様々です。

絵柄をのせる部分の素材は和紙か絹ですが、和紙は手すきか機械すきかの違いもありますし、 さらに楮和紙、美濃和紙、化学繊維由来の和紙など、質にも細かく違いがあります。

摺込絵、描き絵、プリントなど、絵柄に用いられる技法もいろいろあります。 またスタンド部分は、材質や塗りの産地の違いのほか、蒔絵の有無など、デザインも実に多彩です。

数千円代にはじまり、1万円弱〜5万円代、さらに100万円ほどする高価なものまで存在する提灯。 そのように価格が幅広いのも、素材やデザインのバリエーションが豊富だからこそと言えます。

取材協力:株式会社 オゼキ

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お盆提灯の種類に関するQA

  • お盆…新暦の8月13日から16日(または旧暦の7月13日から16日)にかけて、ご先祖様の霊をご自宅にお迎えして供養を行う仏教行事。
  • お盆提灯…お盆の際に飾る提灯のこと。故人様やご先祖様が迷わずにご自宅に帰って来られるための目印や、おもてなしのためのお飾り(お供え)としての意味がある。

Q1.お盆提灯の「行灯」と「霊前灯」は具体的に何が違うのでしょうか?

お盆提灯には「行灯」と「霊前灯」という種類があるようですが、具体的に何が違うのでしょうか?

A.主に飾る場所が異なり、コンパクトサイズの霊前灯は盆棚などの棚や台の上に飾り、足が付いている行灯(あんどん)は床の上に直接飾るのが一般的です。

行灯(あんどん)と霊前灯(れいぜんとう)は、どちらもご先祖様をお迎えする際の目印やお供えの灯りとしてお飾りします。主に異なる点は飾る場所で、コンパクトサイズの霊前灯は盆棚などの棚や台の上に飾り、お位牌の両脇などに置く場合が多く、足が付いている行灯(あんどん)は床の上に直接飾るのが一般的です。基本的な意味合いは同じですので、お選びの際はお飾りする場所のスペースに合わせていただければ問題ありません。