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リビング・コレクション開発ストーリー カリモク家具 リビング・コレクション開発ストーリー カリモク家具

カリモク家具とは

お仏壇の領域を変える

はせがわとカリモクスピリットが求めたもの。それはお仏壇の領域を変えるチャレンジだった。

ともに生きる。
いつも近くで

はせがわは、お仏壇の新しいあり方を求めてきた。キーワードは、「ともに生きる。いつも近くで。」

大切な人を近くに感じて暮らす。リビングにとけこみ、いつでも語り合えるようなお仏壇。かたちにしていくため、国内家具業界の最大手「カリモク家具」と協同で開発をスタートしたのが、「はせがわ リビング・コレクション」である。

家具と仏壇。家族の暮らしに深く関わるという意味で、きわめて近い間柄であるといえるが、同時に大きく異なる性質も持っている。それらを、どう見据え、どう模索し、新しい世界を切り開いていったのか。三人のカリモクマンたちの話に耳を傾けてみよう。

インタビュー
カリモク家具デザイナー 高須博明 氏

洗練のデザイナー
であり
心意気の職人

収納するのは「モノ」ではない

新シリーズ「はせがわ リビング・コレクション」の設計に携わったのは、家具づくり約30年のベテランである。

「お仏壇の開発、というお話をいただいたとき、私がまず考えたのは、私がこれまで携わってきた家具たちとの決定的な違いです」

――用途あるいは機能ということ?

「家具とお仏壇とは、収納する対象がまったくちがうということです。戸棚やケースの場合は収納するのは「モノ」です。食器であったり、衣類であったり。ところが、お仏壇の場合、収納するのはいうまでもなく「モノ」ではありません。納めるのはモノでなく〈気持ち〉という目には見えない対象です。このことを徹底的に考えなければいけない。そこが設計の出発点であり、設計のすべてであると考えつづけました。このシリーズでひとつの到達点を得た手ごたえはありますが、実はいまでもその表現をさらに探りつづけています。〈気持ち〉、〈ご家族の想い〉を、品位に富んで収納するには、どうすればよいか」

――収納対象のちがいが、たとえば設計のどういう点にちがいを生む?

「収納家具の場合、扉や引き出しを開けるなどの機能に注力しますが、ふだんは閉じた状態です。いっぽう、お仏壇は開いた状態で大事な役割を果たさねばならない。機能を重視しても金具などが出しゃばってはならない。閉じている姿も開いている姿も、変わらぬ表現力を身につけていなければならない、そう考えます」
全方位の表現力とでもいう、緊張感の高さが求められるということだろう。

大学では建築を学んだ

カリモクのモクは、「木」だ。もともとは刈谷木材工業。文字どおり、主役は木である。天然木の良質の家具を世に送り出し、高い評価を得ている。
木の優しさ、木の強さ、木の表現力、木の包容力。「100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい」を合言葉としている。

「私は大学で建築を学びました。次第に、建築や街づくりというマクロな世界よりも、もっと人間の日々の暮らしに近いところで仕事をしていきたいと考えるようになり……」
家具にたどり着いたという。

「小さくとも全貌を見渡してデザインしていけるところに私はやりがいを感じました」

――オフでの時間でもモノを作っている?

「アハハ(と照れて)、椅子を趣味で作っています。機能美ともいうべきものを探るのが、楽しいです。まあ、専門にやっておられる方には笑われるでしょうが」

こころの居場所

――生家には立派なお仏壇があった?

「ありました。大きな仏間があり、でーんとした金仏壇が。私が小さいころは祖母が日常的にお参りしていました。子どもごころに興味があって、祖母の隣に座って、見よう見まねで手を合わせたりしていました」

――そうした下地が今回の設計に影響を与えている?

「うーん、もちろんあります。お仏壇と家族との関わりの深さを見ていましたから。それが当たり前のものとして」

――それが、「気持ちを収納するにはどうすればよいか」の考察のバックボーンになっていると思うが、それ以外にも?

「強度、耐久性の面でしょうか。一般の家具よりもさらに厳しい基準を課して求めました。なぜならお仏壇は、何代にもわたって引き継がれていかれるべき“こころの居場所”なのですから」

インタビュー
新市場営業部プロデューサー 花井博司 氏

広い視点でモノづくりを
推進する

人の手でなければできない

「ひとたび工場を訪れた方は、みなさんがあきれます」
様々な業界の企業とのコラボレーションにおいて広い視野でプロジェクトを進行するのが花井博司氏だ。顧客と製作者との間に立ち、製品の理想を具現化していく仕事といえるだろう。

――あきれるというのは?

「なぜ、こうまで細部に手をかけるのか、ということです。カリモクは、天然木の家具をつくります。むろん、機械にまかせるべきところは先進の機械に委ねますが、フルオートではできません。人の手でなければできない工程においては、ていねいに細心に、まさに手づくりの仕事で仕上げていきます。木の持ち味はそうやって生かされていきます。というよりも、そうやってしか生まれないと言ったほうが正確です」

お仏壇をお願いしてはいない

――お仏壇の開発にあたって、プロジェクトチームはどういう感想を?

「正直に言って、お話しをいただいてから、ずいぶん長く立ち往生がつづきました。スタートを切れなかったのです」

――その原因は?

「うちのモノづくりで、ほんとうにお仏壇の分野でお役に立つことができるのかを考え続けたのです。はせがわさんとも、何度となく繰り返し打合せをしましたが、さあこれでいけるという確信まで至らない。そんなとき、はせがわの社長のひとことが、まさに目からウロコでした」

――どんなひとこと

「私どもは、カリモクさんにお仏壇を作ってくれとはお願いしていません。祈りのための家具を求めています、と。あ、そうか! と霧が晴れました。デザイナーの高須もそう言っています」

――なるほど、打開のひとこと。

「時代とともに部屋が変わる。部屋が変われば暮らし方が変わってくる。家具全体としてそれは最も重要な視点ですが、お仏壇に取り組ませていただくことによって、あらためてそれを痛感しました」

お互いの信頼関係

――製作者とプロデューサーとのコミュニケーションがとても緊密であると感じるが?

「それは、カリモクの企業風土といえるかもしれません。デザイナーの高須は、私たちが無理難題を持ちかけても、ふところ深く受け止めてくれます。だからこっちも製作者の気持ちをあくまでも尊重する。信頼関係ですね。それがあるから、難しいプロジェクトにもチャレンジすることができるんです」

インタビュー
工場長 鈴木浩之 氏

品質至上の信念を
工場全体で貫く

時代を超えて、木にこだわる

「カリモクのモノづくりの理念は、ずばり『品質至上』です」
おだやかな物腰ながら、強くそう断言する。
「カリモク家具のミッションは、『木とともに幸せな暮らしの創造』です」

――やはり木?

「はい。カリモクは創業70年の歴史にわたって、時代を超え『木』にこだわってきました。これはこれまでも変わりようがありません。そうでなければ、カリモクではなくなってしまいます」

使いこむほどに味がでる

――カリモク家具の信条は?

「暮らしのなかでの、木と人との理想の関係です。木の家具は使い込めば使い込むほど味わいが深くなるのが特長です。
私たちは、“お客さま相談室”を設けているのですが、いちばんうれしいご相談は『〇〇年前に購入した家具のメンテナンスをお願いしたい』というものです。そしてこのご相談が圧倒的に多い。長く使っていただきたい、という思いがあるから、まさにうれしい」

スピリットの継承

――ワザがいのち、その継承や育成は?

「デザイナーの高須は、設計図を紙に書いてそれでおしまいという設計士ではなく、木を削って実際につくってみるなど、現場のスタッフと同じようにモノづくりに汗をかく。そういう環境が、カリモクには伝統的にあります。ワザだけでなく、そうした仕事への取り組みの姿勢は、後進が先輩の背中を見て学んでいくというものです。スピリットの継承は、現場がすべてです」

家具であり、お仏壇である。

この新シリーズ「リビング・コレクション」のお仏壇はアイデア製品ではない。奇抜は求めず、正統を求めた。
カリモクとはせがわとの間でいくたびも確かめ合った。求めているのは、リビングルームで家族とともにずっと暮らしていく家具である。同時に大切な家族と想いを通わせるお仏壇である。その両立のために時間をかけ、議論が尽くされ、技術が注ぎこまれた。木にみずみずしいいのちが吹きこまれ、胸を張ってお客さまにご提案のできるお仏壇のコレクションが誕生した。“ともに生きる。いつも近くで。”のために。

仏壇「リビングコレクション」|はせがわと大手家具メーカー共同開発

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リンク

カリモク家具
http://www.karimoku.co.jp/

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