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お墓のリフォーム・修繕に関する基礎知識

お墓のリフォーム

このページでは、「お墓のリフォーム・修繕」に関する基礎知識を解説いたします。お墓のリフォームの例や、墓石のクリーニングについてもご説明しています。

また、あわせてよくあるご質問についてもご紹介します。

お墓のリフォームとは

お墓のリフォームとは、古くなった墓石を新しく交換したり、メンテナンスを行うことを指します。

お墓は耐久性が高いものではありますが、長い年月が経てば風化したり、欠けたりします。古くなった墓石は新しい墓石に交換することができます。ご予算に応じて石塔だけ、もしくは外柵だけを新しくすることも可能です。
また、リフォームにいたらない場合でも、定期的なメンテナンスによって、お墓の美しさを長もちさせることができます。お墓を次の世代によりよい状態でつなぐための、最適な方法をご検討ください。

リフォームの例

経年変化でもろくなった石を交換し、基本的な配置はそのままに、新しく墓誌、灯籠等の装飾品が加わることで、お墓全体の奥行きが増しました。

リフォームbefore afterの画像

はせがわでは、様々なリフォームを承っております。

バリアフリー化

バリアフリー化の画像

段差が多く、ご高齢の方にはお参りしにくいお墓を、段差がなくお参りしやすいお墓にリフォームします。

墓石のクリーニング

墓石のクリーニングの画像

墓石にこびりついた水垢、黒ずみなど、石材の種類や汚れに応じた手法でクリーニングをします。お墓を汚れにくくするコーティングも承ります。

墓地の雑草対策、玉石交換

墓地の雑草対策、 玉石交換の画像

墓所の雑草対策や、樹木の伐採・剪定、さらに古くなってくすんだ玉砂利の入れ替えも承ります。

墓石の目地入れ

墓石の目地入れの画像

古くなって欠けてしまったり、もろくなってしまった目地に耐震ボンドで目地入れを行います。

ヒビ割れ、角欠け補修

ヒビ割れ・角欠け 補修の画像

墓石や外柵、墓誌などのヒビ割れや欠けなどを、自然な仕上がりに修復します。

傾き・ズレ補修、耐震工事

傾き・ズレ補修、 耐震工事の画像

放置すると危険な墓石の傾き補正や、ステンレス棒を組み込むなどの耐震工事を行います。

戒名・法名追加

戒名・法名追加の画像

戒名や法名を石塔、墓誌などに追加彫刻します。故人の好んだ言葉や詩なども刻むことができます。

文字の色入れ

文字の色入れの画像

日差しや風雨にさらされて、かすんでしまった部分に、新たに彩色して鮮明な文字を再現します。

巻石や外柵の補修、追加

巻き石や外柵の 補修、追加の画像

古くなった巻き石や外柵を補修したり追加工事を行います。

付属品の交換、追加

付属品の 交換、追加の画像

古くなった花立や灯籠、香炉、墓誌などの付属品を交換したり、新たに追加します。

墓石のクリーニング

墓石の文字周りの水あかや角の黒ずみは、自然と溜まっていくものです。手では落ちない汚れに対し、石の種類や汚れに応じた適切な薬品と手法で対応します。クリーニングにより、汚れが落ちるだけでなく、くすみがなくなり、石のつやもよみがえります。

お墓のリフォーム・修繕に関するよくあるご質問

  • 開眼供養(かいげんくよう)…新たにお仏壇やお位牌を購入したりお墓を新しくした時に行う法要のこと。魂を入れることによって単なる「もの」から礼拝対象物へ変える儀式。魂入れ(しょういれ)とも言う。
  • 閉眼供養(へいげんくよう)…開眼供養とは逆にお仏壇などから魂を抜く法要のこと。魂抜き(しょうぬき)とも言う。
  • 不祝儀袋…弔事(ちょうじ)でお金を包む袋のこと。慶事の場合は祝儀袋と言う。

Q1.昔からあるお墓が古くなり風化が進んでいます。どのようにしたらいいでしょうか?

昔からあるお墓が古くなり風化が進んでいます。どのようにしたらいいでしょうか?

A.一般的に風化で傷みの激しい墓石等は魂抜きをしたあと、新しい墓石に建て替えて魂入れを行います。

一般的に風化などで傷みの激しい墓石等は魂抜きをしたあと、建て替えた新しいお墓に魂入れを行います。近年の酸性雨や地球温暖化などの環境の変化で昔より風化する期間が短くなっています。可能であれば新しい墓石でご先祖様をお祀りし、現在の石はその脇に再度設置することも可能です(敷地面積や墓所の規定にもよります)。

Q2.お墓の建て替えをします。お寺への御礼はどれ位を、袋はどのような物を使用し、何と書けばいいのでしょうか?

お墓の建て替えをします。お寺への御礼はどれ位するのがいいのでしょうか?また、袋はどのような物を使用し、何と書けばいいのでしょうか?

A.金額につきましては相場はありませんので菩提寺にご相談ください。袋は無地で「お布施」が一般的です。

お布施の金額につきましては地域特性や関わりによっても異なり、相場のようなものがございません。一度、菩提寺にご相談されてはいかがでしょうか。袋は無地で「お布施」が一般的です。

Q3.お墓の建て替えを検討していますが、親戚によくないことが起きると反対をされています。建て替えをしてはいけないのでしょうか?

お墓の建て替えを検討していますが、親戚によくないことが起きると反対をされています。建て替えをしてはいけないのでしょうか?

A.頻繁にお墓を建て替えずに大切にしていこうという生活の知恵から考えられているものかと思われます。お墓が遠方にある、お墓が古く痛んできたと言った理由から建て替えをされる方は多くいます。

頻繁にお墓を建て替えずに大切にしていこうという生活の知恵から考えられているものかと思われます。お墓が遠方にある、お墓が古く痛んできたと言った理由から建て替えをされる方は多くいます。一度、ご親戚とご相談されてはいかがでしょうか。

Q4.お寺にある墓石に亀裂や損傷があり、建て直しをした方がいいか検討中です。どのようにしたらいいでしょうか?

お寺にある墓石に亀裂や損傷があり、建て直しをした方がいいか検討中です。どのようにしたらいいでしょうか?

A.お墓の状態を確認して見積の作成ができます。石材店の指定があるか菩提寺に確認しましょう。

各寺院には指定の石材店があることがありますので石材店の制限があるか確認しましょう。墓石の状態に依って、磨いて直る場合や、全部取り替えの場合などがあります。まず業者へ見積依頼をしましょう。破損個所の特定ができないと、修理なのか取り換えが必要なのかが分からず値段を出すことができません。また開眼供養代などの費用が発生する場合がありますので菩提寺にご相談ください。

Q5.妻の実家のお墓を義姉夫婦が建て替えました。その費用を負担しなければならないのでしょうか?負担しない場合はいくらか「お祝い」として包むべきなのでしょうか?

妻の実家のお墓を義姉夫婦が建て替えました。私達はその費用を負担しなければならないのでしょうか?また、負担しない場合はいくらか「お祝い」として包むべきなのでしょうか?

A.事前にお話しがあればご相談の上で可能な限りの負担をされることもあります。費用負担のない場合のお祝いですが、可能な限り包まれるといいと思います。

相談がなければ費用負担をする必要はないと思いますが、事前にお話しがあればご相談の上で可能な限りの負担をされることもあります。費用負担のない場合のお祝いですが、可能な限り包まれるといいと思います。ちなみに、5万円~10万円の範囲で包まれることが多いようです。

Q6.妻の兄がお墓を建て替え、実の兄弟である妻はその費用の一部分を負担することになりました。私はどのように包めばよいのでしょうか?

義理の兄弟(妻の兄)がお墓の建て替えをします。実の兄弟である妻はその費用の一部分を負担することになりました。私はおいくら包めばよろしいでしょうか?また、何と書いて何に包めばよいのでしょうか?

A.奥様がご負担された分が、ご一家のご負担ということになりますが、別に包むこともあります。建て替えが新しい仏様にかかわるものでない場合、赤白の祝儀袋に「御建碑祝」、「建碑御祝」とお書きください。

一般的に、奥様がご負担された分が、ご一家のご負担ということになります。別に包むこともありますので、その場合は建て替えが新しい仏様にかかわるものでない場合、赤白の祝儀袋に「御建碑祝」や「建碑御祝」とお書きください。金額は建碑負担やお付き合いの濃さにもよりさまざまですが、知人で5,000円~1万円、ご親戚で1万円~5万円、親兄弟だと5万円~10万円の範囲が多いようです。

Q7.お墓の建て替えの法事に招かれた場合、どのように包めばいいのでしょうか?

義理の兄がお墓を建て替え、法事に招待されています。お包みはどうしたらいいのでしょうか?

A.お墓の建て替えがお悔みに関係している場合は「御仏前」として不祝儀袋を、それ以外に場合には赤白の祝儀袋に、表書きは「御建碑祝」や「建碑御祝」とお書きください。

お墓の建て替えがお悔みに関係している場合は「御仏前」として不祝儀袋が一般的です。生前にお墓のご用意、もしくは回忌法要などにあわせて新調した場合、お祝ということになります。赤白の祝儀袋に、表書きは「御建碑祝」や「建碑御祝」とお書きください。

Q8.実家の「お墓を新しく建て替える」場合、どのように対応すればいいのでしょうか?

実家の「お墓を新しく建て替える」ことになりました。長男として、もしくは身内としてどのように対応すればいいのでしょうか?

A.お墓を建て替える際に必ずしなければならない決まりごとはありません。何かして差し上げたいというお気持ちがある場合、形にされることが多いようです。

お墓を建て替える際にご長男として必ずしなければならない決まりごとはありません。何かして差し上げたいというお気持ちがある場合、形にされることが多いようです。ご不幸があっての建て替えでなければ、「御祝」としてお包みでよろしいのではないでしょうか。お墓を将来承継するかどうかもあるかと思いますので、一度ご相談されるとよろしいでしょう。

Q9.主人の実家が、お墓の建て直しにお金を出します。どのような袋に、何と書いたらいいのでしょうか?新券の方がいいのでしょうか?

主人の実家が、お墓の建て直しをします。建て直しの足しにしてもらおうと、お金を出すことになりました。どのような袋に、何と書いたらいいのでしょうか?また、お祝いとは違うように思うのですが、新券の方がいいのでしょうか?

A.お墓を建て直す理由がお悔みでなければ、おめでたいことになります。祝儀袋に「御建碑祝」や「建碑御祝」などと書きます。お札は新券でも構いません。

新たにお仏壇やお位牌を購入したりお墓を新しくした時に行う法要を「開眼法要」といいます。お墓を新しくした時は墓前で法要を行います。これはお仏像の眼を開くことからきており、対象に魂を入れる事によって単なる「もの」から礼拝対象物へ変える儀式の事をいいます。お墓を建て直す理由がお悔みでなければ、おめでたいことになります。祝儀袋に「御建碑祝」や「建碑御祝」などと書きます。お札は新券でも構いません。

Q10.主人は次男で、長男と義母がお墓を建て直しました。次男としてはお香典はおいくらをどのように包めばいいのでしょうか?

主人は次男で、長男と義母がお墓を建て直しました。お墓のお披露目を行います。次男としてはお香典はおいくらぐらい包めばいいですか?どのくらい包むものでしょうか?また袋は「志」や「お祝い」などはどのようになりますか?水引はどんな結びにしたらよいですか?

A.お悔やみでない場合、赤白結びきりの祝儀袋に「建碑御祝」や 「御建碑祝」 などが表書きにはいいでしょう。金額は、一般的には1~5万円と言われることが多いようです。

今回の建て替えが、直接のお悔やみに関わっていないようであれば、赤白結びきりの祝儀袋に「建碑御祝」や 「御建碑祝」 などが表書きにはいいでしょう。金額は、地域差や縁深さなどさまざまな要因で異なります。一般的には1~5万円と言われることが多いようです。

Q11.キリスト教のお墓の建て替えは、閉眼供養などはどのようになるのでしょうか?

先祖がキリスト教でお墓もキリスト教のお墓です。お墓の老朽化で建て替えを検討していますが、現在の墓石の閉眼供養と開眼供養はどのようになるのでしょうか?

A.教派にもよりますが仏教のような閉眼供養や開眼供養は行わず、墓所で祈りを奉げることが一般的です。

キリスト教も教派にもよりますが仏教のような閉眼供養や開眼供養は行わず、墓所で祈りを奉げることが一般的です。詳しくはお付き合いのある教会や霊園であれば管理事務所へ問い合わせされるとよろしいでしょう。

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