創業90年の責任
はせがわは、創業90年、お仏壇業界の東証一部上場企業です。
数多くのお客様とのご縁を頂き、これまでに70万基以上のお仏壇を納めさせて頂きました。全国130店舗以上を展開する企業として、これからも、お客様から安心と信頼を寄せて頂ける企業として、お客様とともに歩んでまいります。
1,000種類以上の品揃え
祈りの形は、お客様の数だけあります。
本格的、伝統的なお仏壇から現代的なデザイン、オーダー仏壇まで、はせがわは1,000種類以上のお仏壇で、お客様のご要望に応えます。
お求めやすい価格のものから職人がつくり上げた逸品のものまで揃う幅広い品揃えで、お客様がご納得されるまで、理想のお仏壇をお探しいたします。
はせがわの職人
お仏壇づくりの長年月の技が認められ、国宝・重要文化財の寺院の修復をお手伝いさせて頂いています。「修復で昔の基本的なことを学べます。解体修理をすると、昔の人がどんな考えで仕事したのかがわかってきますね」お仏壇で培った技が、本来のモデルである大きな寺院のなかで発揮されています。
そしてまた、そこで身につけた数百年前の先達の一流の技が、はせがわのお仏壇に活かされていきます。
はせがわのお仏壇が、真の姿と歴史を伝えていきます。
※樹齢1,000年以上の屋久杉を使った、黒檀胴長浄土内屋久杉。
はせがわの唐木仏壇
伐採、選木、乾燥、製材、木取り、木造り、加工、組み立て、塗装。そのいずれの行程も、嘘をつくことができないのが唐木仏壇です。
江戸神仏指物師、櫻井久明氏は、ほぞとほぞ穴で組み上げる「指物」の技で、お仏壇をつくり続けています。強度を保ち、長い歳月に耐えられる。美しさや丈夫さに加え、樹齢を重ねた木への素朴な敬意が払われています。木を読み、木と対話し、木に新たな命を吹き込む。職人の思いと木の命がかたちとなっています。
1,000種の鉋
1,000種におよぶ鉋によって、平面も曲面もつくっていきます。木の種類や大きさ、面の特徴に合わせて、巧みに使い分けていきます。
クギを使わない
水分を吸収しサビを生じさせる金属の使用をおさえ、木への負担を軽くします。四季のある日本において最も適した方法です。
欅の練り
目に触れない芯材にも、欅を選び使っています。長い時間が経っても表面を覆う木材とズレを生じないため、良質なやわらかい欅を選びます。
ほぞ組み
木材の接合部分は凹凸を削り出しつなげます。しかも表面には、かみ合わせが見えないような、手間の多いつくりになっています。
時間が固める
くみ上げた後、平らで伸びにくい真田紐で強くしばって留めておきます。木の膨らみや戻りを抑え、時間をかけて慣れさせていきます。
選木
唐木材は、緻密さと硬さによって使うほどに味わいが増していきます。経験を積んだ職人の厳しい目で原木が選ばれ、時間をかけた乾燥を経ることで、初めて美しさを発揮します。
※はせがわ美術工芸が移築・修復を手がけた、明治時代の旧家のお仏壇。現在は円徳寺(福岡県直方市)に安置。
時が経つほどに
その違いがわかる金仏壇
金仏壇は、一瞬その輝きだけに目を奪われますが、はせがわのお仏壇はその前に座られて、時間が経つほどに気持ちが落ち着き、違いをおわかりいただけます。この落ち着きこそ、「錺金具師(かざりかなぐし)」をはじめとする、「木地師(きじし)」「宮殿師(くうでんし)」「彫刻師」「塗師(ぬし)」「金箔押師(きんぱくおしし』」「蒔絵師(まきえし)」の手仕事の結晶です。
はせがわのお仏壇工房では、今も職人の手が主役です。 お客様のご要望や条件にお応えする多種多彩なお仏壇は、部品も組み立て方も一基ずつ異なり、手づくりされています。一見非効率に見えますが、これこそが、よいお仏壇づくりに不可欠な職人の「手間」だと信じています。「はせがわの金仏壇には、工芸のすべてが詰まっている」とご評価頂いているのは、この、手間を省かない職人の心の現れかもしれません。
手仕事の国・日本の伝統を、しっかり受け継いでいます。
金箔押し
漆を塗ったところが乾かないうちに、その上から厚さ1万分の1mmの金箔を貼り、吸いつくように密着させる技です。金泊は、金沢(石川県)産の一号色(純金比率97.6%)を使用しています。
漆塗り
深く重厚なつや。一片のチリのない、湿度と温度を管理した密室・ムロの、うだる暑さのなかで塗りと乾燥を重ねることで生まれます。
蒔絵
お仏壇に華やかさを添えるのが蒔絵です。 漆で文様を筆描きし、それが乾かないうちに上から金や銀などの金属粉、色粉等を蒔きつけて表わします。
錺金具
それぞれ定められた位置があり、どれ一つとして、ほかと取り替えられるものはありません。
「明日香」につけられる金具の数は、300個にのぼります。
彫刻
彫りの強弱で陰影や立体感を繊細に表し、キワの立つ線を彫ることが、彫り師の力量です。欄間はもちろん、さまざまな部分が熟練の技で彫られていきます。
宮殿
お浄土の楼閣を表し、お寺の本堂の中心と同じ意味を持ちます。永遠不変を表す金の世界です。取り外しができる、はせがわのお仏壇の宮殿は、伝統的な「ほぞ組み」「芯通し」で強靭なつくりにしてあります。