お仏壇のご供養とは
お仏壇のお買替えや引越しなどの理由でお仏壇処分を行う際、伝統的な価値観により、「閉眼供養(へいげんくよう)」※や「お焚き上げ」といったご供養の儀式を行っていただく場合が多くございます。
依頼の際には、お世話になっているお寺(菩提寺)、または仏壇・仏具店に依頼する形が一般的です。
※お寺やご宗派によっては、「魂抜き」や「お性根(おしょうね)抜き」、「撥遣(はっけん)供養」などとも呼ばれることもあります。
はせがわのお仏壇ご供養(処分)サービス
はせがわでは年間で約10,000基のお仏壇をお預かりし、ご供養後に処分をおこなっています。
当社ではお預かりしたお仏壇、お仏具に関して定期的(現在は週に2回)に僧侶の読経によるご供養をしています。その後、お仏壇を解体し、事業系一般廃棄物、再利用可能な金属などに分類されます。
できる限り再生利用することで、環境への貢献活動をおこなっています。お預かりするお仏壇が違法に投棄されることがないように、はせがわでは免許をもった収集運搬業者及び処分場と契約をしております。
浄土宗大本山「増上寺」でのお仏壇お焚上げ供養式について
当社は、通常のご供養とは別に、徳川将軍家菩提寺でもある名刹、浄土宗大本山「増上寺」にて、お客様にもご出席いただける形式の「お仏壇お焚上げ供養式」も開催しております。
※毎年11月頃開催・はせがわ店舗にて事前のお申込みが必要です。
「増上寺」でのお仏壇お焚上げ供養式の流れ
1.回向供養
一般参詣では登壇できない大殿(本堂)で閉眼供養式は執り行われます。御導師に洒水(しゃすい)※1、回向(えこう)供養※2を行っていただきます。
※1 洒水: 儀式を行う前に道場や法具などに香水(=仏前に供える水)をかけるきよめの儀礼のこと。
※2 回向供養: 供え物を供えたり、読経を行うこと。
2.お焼香
ご参列の皆様、一組一組の家門繁栄・身体健全等を願う御祈願を行い、御本尊様へのお焼香をいたします。
3.法話
御導師による法話の風景です。 先祖や家族のつながりの尊さについての貴重なお話をいただきます。
4.お焚き上げ
お焚上げが始まります。御導師の回向の中でお仏壇に最後のお別れ。ご出席に皆様はお仏壇に「ありがとう」の気持ちを込めて手をあわせます。
増上寺のご案内
名称:三縁山広度院 増上寺
宗旨・寺核:浄土宗 大本山
(ご本尊 阿弥陀如来・南無阿弥陀仏)
東京都港区芝公園にある、浄土宗の七大本山の一つ。
三縁山広度院増上寺(さんえんざんこうどいんぞうじょうじ)が正式の呼称です。増上寺には、二代秀忠公、六代家宣公、七代家継公、九代家重公、十二代家慶公、十四代家茂公の、六人の将軍の墓所がもうけられています。
観光スポットとしても有名な、増上寺でのお仏壇お焚上げ供養式は、おかげさまで多くのお客様にお喜びいただいております。
お仏壇のご供養に関するお問い合わせや、供養式のお申込みは、お近くのはせがわ店舗まで。