- 仏壇(ぶつだん)…信仰の中心となる本尊(仏像)やご先祖様の位牌などを祀り、供養を行うための場所(台)。もとは、寺院にある「内陣(ないじん)※ご本尊を安置してある本堂のこと」をミニチュア化して一般家庭に持ち込むために作られた。
- 魂抜き(たましいぬき)…読経を行うことで魂を宿らせていたご本尊(仏像)やお位牌、お墓などに対し、再度読経を行い魂を抜く儀式のこと。「閉眼供養(へいげんくよう)」や「お性根入れ(おしょうねぬき)」、「撥遣(はっけん)供養」などとも呼ばれる。主にご本尊などを処分する際や、お墓を移転する際などに、菩提寺の僧侶に行っていただくことが多い。お仏壇に対して必要かどうかはお寺の考えによって異なる。
Q1.お仏壇の魂抜きをご住職にお願いする際、お花・お線香の他にお供え物は必要ですか?
また、特別な作法などはありますか?
お仏壇のお買替えに伴って、ご住職に古いお仏壇を魂抜きしていただく予定です。その際、お仏壇にはお花・お線香の他に何かお供えものは必要ですか?
また、特別な作法などあれば教えてください。
A.一般的には、果物もお供えされることが多くございます。
特段決まった作法はありませんが、事前にお寺にお問い合わせされておくと安心でしょう。
地域やお寺のお考えによっても異なりますが、一般的にはお花・お線香の他に果物をお供えされることが多いです。また、お供えのご準備のほか、お仏壇の内外のお掃除もしていただくとよいでしょう。
特段決まった作法はありませんが、お供えすべきものと併せて事前にお寺にお問い合わせされておくと安心かと存じます。