- 法事…法要(僧侶による読経などにより供養を営むこと)の後に行われる会食までを含めた一連の行いのこと。
Q1.お焼香の作法は、宗派によってどう異なるのでしょうか?
宗派によってお焼香の作法が違うと聞きますが、具体的にどのように異なるのでしょうか?
A.仰る通り、宗派ごとに焼香の作法は異なり、ご自身の宗派に合わせる場合と先方の宗派に合わせる場合があります。
仰る通り、宗派ごとに焼香の作法は異なります。
例として、浄土真宗本願寺派の場合には、額にいただかず1回焼香、真宗大谷派の場合、同じく額にいただかず2回焼香します。一方、天台宗では額にいただいてから3回焼香するなど、宗派によって異なります。
ただし、地域やお寺のお考え、また家庭の慣習によっても違いがあることもございますので、ご不安な場合は菩提寺にお問い合わせください。
また焼香の作法は、ご自身の宗派に合わせる場合と、先方の宗派に合わせる場合がありますが、近年の葬儀の場では司会側から具体的な作法をご案内いただける場合もあるようです。
Q2.葬儀における正しい焼香の作法を教えてください。
葬儀でお焼香をする際、人によって額のところにお香を持っていく回数に違いがありますが、正しい作法を教えてください。
また、葬儀に参列する際にはお数珠は必ず必要なのでしょうか?
A.焼香の作法は宗派によって異なりますので、ご自身の宗派に即した作法で行っていただければと存じます。
また、お数珠は仏前で合掌礼拝する場合の基本的な身だしなみとして必須のお仏具です。
人によって額にお香を持っていく回数が異なるのは、宗派によって作法の決まりが異なることによるもので、宗派によっては、そもそも額にお香を持っていかない場合などもございます。
よって、ご質問者様もご自身の宗派に即したお焼香の作法で行っていただければと存じます。詳しいお焼香の方法は、菩提寺のご住職にお聞きしてみるとよいでしょう。
また、お数珠についてですが、お数珠は仏前で合掌礼拝する場合の基本的な身だしなみとされていますので、基本的には必須のお仏具となります。