- 水子供養(みずこくよう)…流産や中絶によりお腹の中にいるうちに亡くなった子や、死産してしまった子に対して、冥福を祈って執り行うご供養のこと。
Q1.お腹の中で亡くなった赤ちゃんの供養のために仏壇の購入を考えているのですが、どのような物がよいでしょうか?
お腹の中で亡くなった赤ちゃんの供養のために仏壇の購入を考えているのですが、どのような物がよいでしょうか
A.形式に決まりはございませんので、どのような形でご供養されたいかに合わせてお選びいただき問題ございません。
一般的な供養で使用するタイプのお仏壇を選ばれる方もいらっしゃれば、お仏壇ではなく「手元供養」という形で屋根のないお飾り台タイプのものを選ばれる方もいらっしゃいます。
Q2.妊娠4ヵ月半の子を亡くしてお仏壇を購入したのですが、揃えるべきお仏具や、具体的な供養の仕方を教えてください。
妊娠4ヵ月半の子を亡くし、現在は小さな仏壇を購入してご飯とお水をあげて拝んでいます。このほかに揃えるべきお仏具はありますでしょうか?また、具体的な供養の仕方が分からないのですが、私達家族はこれからどのようにして過ごし、供養を行っていけばよいのでしょうか?
A.お参りに必要なお仏具としては、一般的に下記の通りです。
仏飯器(ご飯の器)と湯呑のほか、お線香を焚くための香炉、ローソクをお供えするための火立、お花をお供えするための花立、お参りの際にチーンと鳴らすおりんのセット(おりん、りん布団、りん台、りん棒の一式)が一般的です。
また、お子様を教え導いていただくためにも、ご宗派に合ったご本尊(お仏像)と掛軸もご用意いただくとよいでしょう。(ご本尊や掛軸をお祀りする際には、事前に「魂入れ」と呼ばれるお経上げが必要になりますのでご注意ください)
ご供養の仕方としては、毎日のお水やご飯のお供えと、お仏壇へのお参りが基本になります。そのほか、可能であればご宗派に合ったお経上げもして日々お勤めをしていただき、お子様の冥福をお祈りする形がよいかと存じます。