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葬儀のお布施に関する基礎知識

葬儀のお布施に関する基礎知識
葬儀の場で僧侶に読経いただいた際のお礼である、「葬儀のお布施」に関する基礎知識をご紹介します。
  • 葬儀(そうぎ)…ご家族やご友人、知人などが故人様のご冥福を祈り、死者を葬るために行う儀式のこと。故人様との最期のお別れの場としての意味も持つ。
  • お布施(おふせ)…読経や戒名をいただいた際などに、謝礼として僧侶へ金銭をお渡しすること。本来は、他者に財物または慈悲の心を施す、「布施」という仏教修行を指す言葉。

お布施の渡し方

ご住職への謝礼(お布施)は枕づとめ(枕経)、通夜、葬儀・告別式、納めの式、遺骨迎え、初七日とそのつど渡す場合もありますが、精進落としの後にまとめて渡すのが一般的です。
また、葬儀後に一括して渡す場合もあります。渡すときは、奉書紙か白封筒で、表書きは「御布施」または「御礼」とします。葬儀の翌日か翌々日に喪主が寺に伺い、きちんとお礼を述べて渡す場合には、菓子折りなどに添えて渡すようにしましょう。

お布施の金額

金額はケースバイケースで一概には言えません。
「お気持ちで」と言われた時には、檀家の総代の方などに相談するとよいでしょう。
一般的には「戒名料+読経料」で25万円から75万円の範囲内で、ある調査によると平均60万円(戒名料は平均40万円)ぐらいです。なお「お布施」とは別に、送迎した場合でも「御車代」を、通夜ぶるまいや精進落としに同席されない場合は「御膳料」を包むようにしましょう。