葬儀の宗旨・宗派に関する基礎知識

葬儀の宗旨・宗派に関する基礎知識
葬儀を営む際の「宗旨・宗派」に関する基礎知識をご紹介します。
  • 葬儀(そうぎ)…ご家族やご友人、知人などが故人様のご冥福を祈り、死者を葬るために行う儀式のこと。故人様との最期のお別れの場としての意味も持つ。
  • 宗旨(しゅうし)…仏教・神道・キリスト教など、 信仰している宗教の教えや教義そのもののこと。
  • 宗派(しゅうは)…同じ宗教の中でも、教えや教義の捉え方によって儀式・作法、解釈が異なることで生じる分派のこと。

Q1.神道の葬儀でも、通夜・告別式を行うのでしょうか?また、仏教の葬儀とは具体的にどのような点が異なるのでしょうか?

我が家は代々神道を信仰していますが、具体的な葬儀方法を存じておりません。神道の場合も、お通夜・告別式を行うのでしょうか?また、仏教の葬儀とは具体的にどのような点が異なるのでしょうか?

A.神道の葬儀は、仏式とは流れがかなり異なりますが、それぞれ通夜や告別式の意味合いにに近い儀式は存在します。仏式の葬儀と神式の葬儀で異なる点は多々ありますが、まず大きく異なる点は葬儀を行う目的です。

神道の場合、逝去当日からさまざまな儀式が執り行われ、仏式とはかなり流れが異なりますが、お通夜は「通夜祭(つやさい)」・「遷霊祭(せんれいさい)」、告別式は「葬場祭(そうばさい)」など、それぞれ仏式の儀式の意味合いに近い催しが存在します。

また、神式の葬儀は「神葬祭(しんそうさい)」と呼ばれます。仏式の葬儀は、故人様の冥福を祈って極楽浄土へ送り出すことも目的としているのに対し、神式の葬儀は「亡くなった方は神の世界へ帰って子孫を見守ってくださる」との考えから、亡くなった家族を守り神として奉ることを目的として行われます。

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