お仏壇はどこに置く?和室以外の置く場所や注意するべきことも解説

お仏壇はどこに置く?和室以外の置く場所や注意するべきことも解説
お仏壇の置く場所といえば仏間や床の間でした。最近ではリビングしかない住宅も増え「どこに置いたらいいのかわからない」という声も多くなりました。このページでは定番の置く部屋の説明から、避けるべき場所があるのかといった注意点を説明します。あわせて同じ部屋に神棚を置いていいのかまで解説します。

お仏壇とは?

お仏壇とは?

日本のお仏壇の発祥は今から1000年以上も前、天武天皇の時代とされます。
床の間や仏間など、各家庭の信仰する宗派のご本尊を置く場所にご先祖様を祀るようになったことが元となり、お仏壇は家庭に置くことができるお寺のミニチュアというのが本来の意味でした。お寺もお仏壇も「仏様の世界」「お浄土」を表しています。

おすすめの置く部屋

置く部屋

かつては住宅がお仏壇を置くように設計されていましたので、専用スペースがありました。そのためお仏壇は和室や仏間といったイメージをもたれているようです。
住環境の変化によりマンションなどでは和室がないことも多くなりました。いざお仏壇を用意するタイミングになり「どこに置こう?」とならないように置く部屋の候補を紹介します。

和室

和室


仏間や床の間があるようでしたら、専用のスペースとして設計されているでしょうからそちらに置かれるとよろしいでしょう。
床の間にお仏壇を置いていいのかと思われる方もいますが、元々宗派ごとのご本尊やご先祖様を祀る場所として掛軸や香炉が置かれたことがはじまりとされています。また床の間は一段高くなっており、格式のある場所としても考えられることもあり、お仏壇を置く場所として適している場所になります。

リビング

リビング


住環境の変化により洋室中心の生活が進み、中には「我が家は和室がなくフローリングだけ」ということも増えました。そうしたことから生活の中心となったリビングをはじめとする洋室に、お仏壇を置かれることが増えました。家族が集まる場所として、手を合わせやすいことからもお仏壇を置く場所として適しているといえるでしょう。

寝室

寝室


手を合わせる中心となる方の寝室にお仏壇を置くこともあります。故人様を敬う心に変わりはありませんので寝室にお仏壇を置くことに問題はありません。
注意点としては寝る際に足が向く方にお仏壇を置かないようにしましょう。

お仏壇の置き方から選ぶ

お仏壇のタイプ

お仏壇の置く部屋を決めるのとあわせて、台の上に置くなどのお仏壇のタイプも決めます。お仏壇の置く場所のサイズ(高さ・幅・奥行)も測ることを忘れないようにしましょう。お仏壇の扉は観音開き式が大半ですので、扉が開いた状態も考慮しましょう。
タイプやお仏壇との距離感によりお参りも方法も座る(椅子や正座)、立つ、とわかれます。どちらでお参りをされてもかまいません。手をあわせる際になるべくご本尊を見下ろさない位置に安置できることが望ましく、難しい場合でも胸よりも少し高い位置になるとよろしいでしょう。

台の上に置くタイプ

台の上に置くタイプ


タンスやチェスト、サイドボードなどの家具の上に置くことができるお仏壇です。小さな限られたスペースでお仏壇を置くことができます。
モダンなお仏壇はこちら>>
伝統的なお仏壇はこちら>>

台がない場合は、床から置くタイプのお仏壇を選ぶか、台を購入しましょう。はせがわでは、台だけでの扱いもしています。

はせがわで扱いのある台の一例をご紹介


床から置くタイプ

床から置くタイプ


床から置くタイプのお仏壇です。内部の空間が広くなるのでより正式なお仏壇のお飾りがしやすいメリットがあります。和室であれば正座を、洋室であれば椅子に座ってお参りをする傾向にもあります。

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置き床

【置き床】をはせがわでは扱っています。材質(色)や大きさ・厚みもオーダーできるものになっており、床とお仏壇の間に置きます。床に直接お仏壇を置くのではなく、一段高くしてさしあげることで神聖な祈りの場をつくることができます。またお掃除の際に掃除機がお仏壇にあたってしまうことも避けられます。注文品になりますのでお近くの店舗までお問合せください。

はせがわでの店舗検索はこちら>>

お仏壇の飾り方についてはこちらをご参考ください

仏壇の飾り方ページ

お仏壇にどう飾る?お仏具の飾り方の基礎知識

お仏壇にどうお仏具を飾るのか、宗派ごとに決まりがあるのかをお仏壇のはせがわが解説します。

避けた方がいい注意するべき場所

避けた方がいい場所

お仏壇の置き場所についてはお参りのしやすい場所で検討をいただくのが一番になります。ここでは置き場所を決める上で、お仏壇を置くのに避けた方がいいことについて説明します。

熱気・乾燥のある場所

暑すぎる暖房は空気が乾き、木地にいたみが出てしまいます。お仏壇を置く部屋の湿度は、そこで過ごす人も快適に感じられる程度にしましょう。

光・照明の強い場所

他の家具など同様にどのような光もお仏壇によい影響はありません。直射日光や過度に照明があたることは避けましょう。

床の傾きのある場所

水平にお仏壇を安置しましょう。傾いた床や台の上に置くとお仏壇の扉が勝手に開閉してしまうだけでなく、引き出しの開閉に不具合が生じたり、お仏壇本体の変形につながります。

硫黄(いおう)・塩分のある場所

温泉の近くなど硫黄成分が多いところや、海沿いなど潮風のあたるところでは、お仏壇の金具や金箔がさびたり変色したりすることがあります。酸やアルカリ、人の汗の塩分なども、いたみの原因となります。

よくある質問(Q&A)

よくある質問

お仏壇は仏様、ご先祖様への敬いと感謝の気持ちを伝える場ですので皆さまが集まりやすい場所が最適な置く所といえます。ここでは、置く場所に関するよくある質問について説明します。

Q.お仏壇を置く方角に決まりはありますか?

A.西向きがいい、北向きや鬼門はよくないなど諸説いわれていますが、方角(向き)に決まりはありません。十方(全て)の方角がいいという説まであります。お参りのしやすい部屋や場所で選ばれるとよろしいでしょう。

Q.1階にお仏壇を置くのはよくないですか?

A.1階にお仏壇を置くことに問題はありません。神道の神棚では真上になるべく2階などないようにと考えられてはいます。気になるようでしたら「空」「雲」「天」といった文字を書いた紙を天井にはるとよろしいでしょう。上にはなにもない、ということを表現しています。

Q.2階にお仏壇を置いてはいけないですか?

A.お仏壇を置かれる場所は1階でも2階でも問題ありません。お参りのしやすさで考えられるとよろしいでしょう。注意点としてはお参りの度に階段の上り下りがあるようでしたら年配になった時に足腰が利きにくい場合はお参りが難しくなる可能性はあります。またお仏壇の搬入が可能か仏壇店に相談をするとよろしいでしょう。

Q.神棚とお仏壇を同じ部屋に置いてもいいですか?

A.同じ部屋に置かれることに問題はありません。置く位置に注意しましょう。

  • 上下に置かない。仏様、神様がどちらが上という考え方をしないためです。
  • 対角線上に置かない。手をあわせた時に片方にお尻を向けてしまわないようにするためです。