- 法事…法要(僧侶による読経などにより供養を営むこと)の後に行われる会食までを含めた一連の行いのこと。
Q1.百箇日法要は、三十五日法要または四十九日法要と一緒に行ってはいけない決まりなどありますか?
百箇日法要は、三十五日法要または四十九日法要と一緒に行ってはいけない決まりなどありますか?
A.ご事情がある場合には同時に執り行っても問題ないかと存じますので、最終的にはご家族のご予定やご都合などを考慮してお決めください。
慣習としては、四十九日(三十五日)の法要の次に行う法事として百箇日法要があり、更にその次に一周忌があります。
しかし、遠方のご親族が多くなかなか都合がつかないなどの理由から、ご質問者様のお考えと同様に、四十九日(三十五日)の法要と百箇日法要を同時に執り行う方もいらっしゃいます。最終的には、ご家族のご予定やご都合などを考慮してお決めになるとよいでしょう。
Q2.一周忌法要の日程を決める際、避けた方がいい(友引など)日というのはありますか?
一周忌法要の日程を決める際、避けた方がいい(友引など)日というのはありますか?
A.特に避けるべき日はございません。
仏教の考えには六曜は関わりがありませんので、特に避けるべき日はございません。
一方、ご命日が過ぎてしまわない方がよいという言われはございますので、皆さまが集まりやすい休日を選ぶ場合には、ご命日より前の土日をお選びいただくのがよいかと存じます。
Q3.一周忌法要を行う際、「仏滅」や「先負」などの日を選ばないとだめですか?
一周忌法要を行う際、「仏滅」や「先負」などの日を選ばないとだめですか?
A.仏教の教えには六曜の考え方は入っておりませんので、特に気にされる必要はございません。
年忌法要を行う日で最も良いのは祥月命日ですが、多くの場合には、参加者の都合を考えて、土日祝日の日程を選ぶのが一般的です。なお、その場合はご命日よりも早めの日程をお選びください。
Q4.一周忌の日程をずらしたいのですが、その場合は前後のどちらにずらすべきですか?また、どの程度の期間までずらせますか?
故人の命日が年始の忙しい時期のため、できれば一周忌法要の日程をずらしたいと考えています。その場合、前にした方がよいのか、それとも後にした方がよいのでしょうか?また、一般的にどの程度の期間までずらせるものなのでしょうか?
A.ずらす場合は、ご命日よりも前、長くとも一か月以内の日程を目安にお選びいただくとよいでしょう。
年始の時期はお集まりいただく皆様もお忙しい時期にあたりますので、その場合には多少ずらしていただいても問題ないかと存じます。
その場合は、ご命日よりも前の日程をお選びください。具体的にどこまでが許容範囲かという決まりはありませんが、長くとも一か月が限度でしょう。
Q5.一周忌法要を前倒しして前の月に行うことは、作法的に問題ないですか?
1月25日に亡くなった義父の一周忌法要を前倒しにして、前年の12月10日に行う予定で義母が検討しています。私としては、亡くなった翌年の1月25日前後で考えていたのですが、前の月(前年)に行っても作法的には問題ないのでしょうか?
A.お寺様に事情をご説明の上ご了承いただければ、前月でも問題はありません。
法要を前倒しする場合の期間については特段きまりはございません。ただし、念のためお寺様に事情をご説明いただく方がよいでしょう。