葬儀のお返しに関する基礎知識

葬儀のお返しに関する基礎知識
葬儀の参列者からいただいたお供えに対してどのようにお返しすべきか、「葬儀のお返し」に関する基礎知識をご紹介します。
  • 葬儀(そうぎ)…ご家族やご友人、知人などが故人様のご冥福を祈り、死者を葬るために行う儀式のこと。故人様との最期のお別れの場としての意味も持つ。
  • 香典返し…亡くなってから四十九日までの間(忌中)に香典をいただいた場合に、いただいた香典の半分程度を目安にお礼としてお贈りする品物(手土産)のこと。忌明け後にお渡しするのがマナーだが、四十九日法要当日に、引き出物と一緒にお渡しする場合もある。

Q1.年賀欠礼に対して御仏前を送ってくださった方へのお礼は、すぐにするべきですか?

義父が年末に他界したため年賀状は出さず、年賀状をいただいた方だけに向けて、義父が他界したことを添えて寒中見舞いのはがきを出しました。こちらとしては年賀欠礼のつもりだったのですが、それを受けて丁重な手紙を添えて御仏前(花のギフトカード)を送ってくださった方がいました。

10年前に職場が変わって以降は近年は年賀状だけのお付き合いになっている方でしたが、この場合、すぐに電話なり手紙でお礼だけでもお伝えするべきか、それとも四十九日まで待って返礼品を贈る形でお礼をすべきでしょうか?

A.絶対的な決まりはございませんが、一度電話か手紙ですぐにご連絡を入れ、改めて喪明け後にお返しの品と併せてお礼を伝えるのが丁寧かと存じます。

先方様はきちんとしたお付き合いをされたい方とお見受けします。絶対的な決まりはございませんが、年末だったこともあり事前に喪中欠礼ハガキが出せなかったことへのお詫びや、早々にお気遣いをいただいたことへのお礼などを含め、一度電話か手紙ですぐにご連絡を入れるとよいかもしれません。

その後、改めて喪明け後(四十九日後)にお返しの品と併せてお礼を伝えるのが丁寧かと存じます。

Q2.弔電と枕花だけをいただいた場合にも、香典をいただいた際と同様に返礼品は必要ですか?

先日私の母が亡くなった際、私の友人から弔電と立派な枕花をいただいたのですが、通夜・葬儀は参列されていないため、お返し(お礼)をするタイミングがありませんでした(香典もいただいていません)。

一般的に、返礼品は香典の額の半分~3分の1程度と聞きますが、弔電と枕花だけをいただいた場合にも、香典をいただいた際と同様に返礼品を送るのが常識なのでしょうか?もうすぐ忌明けのため、もしお返しが必要ならばこのタイミングで送るのが適切なのではと思い悩んでいます。

A.返礼については絶対的な決まりはありませんが、簡単な返礼品と一緒にお礼をお伝えするのがより丁寧かと存じます。

返礼については絶対的な決まりはなく、あくまでもお気遣いいただいたことへの感謝の気持ちを伝えるためのものです。

ただし今回の場合は、せっかく弔電などをご手配くださったご友人様のお心遣いを汲んで、簡単な返礼品と一緒にお礼をお伝えするのがより丁寧かと存じます。

Q3.別居している兄から香典を貰った際、一般の方と同様に香典返しは必要でしょうか?また、友人達へ返礼品を贈る際は、分かりやすいように喪主(母)ではなく私の名前で出した方がいいですか?

先日実家の父が亡くなり、母を喪主とした葬儀が営まれました。兄は結婚して別世帯に住んでいるため、亡くなる前に闘病生活を送っていた父へのお見舞い金や、葬儀の際のお香典などを包んでくれています。

この場合、兄に対しての返礼は一般の方と同様に必要でしょうか? また、私の友人達から連名でお香典をいただいたのですが、返礼品を送る際、友人が母の名前だと分からない可能性があるため、私の名前を付けて出した方がいいのでしょうか?

A.お兄様が結婚されて別世帯にお住まいなのであれば、基本的にはお出しになられたほうがよいかと存じます。また、ご友人へお送りする際は、喪主様のお名前は外さないのが一般的です。

ご友人様への返礼については、喪主が御礼として出すものなので、お母様の名前は外さないのが一般的です。この場合は、ご友人様へ事前にお伝えしてからお母様のお名前を単独で入れる、またはお母様と連名にするのがよいでしょう。

Q4.いただいたお香典に対して、返礼品の額が安くなってしまうのは失礼でしょうか?

母が亡くなった際、身内のみで葬儀を済ませてお香典・弔電も辞退しました。しかし、母方の親戚からどうしてもと言われてお香典を受け取ったため、返礼品を準備する必要があります。

その際、私としては、母が生前好きだったもの(お茶)を贈りたいのですが、何名かの方からは高額なお香典をいただいているため、返礼の金額が釣り合わなくなってしまいます。一般的にはいたいだ額の3~5割程度はお返しするのが基本かと思いますが、金額が安くなってしまうとやはり失礼でしょうか?

A.香典のお返しはやはり3割~5割が一般的です。

いただいたお香典の額に合わせて贈る品も変えられる方が丁寧かと存じます。お母様が生前お好きだったお茶を贈るのを検討されているのであれば、高額なお香典をいただいた方については、高級なお茶を選んで贈られるとよいのではないでしょうか。

Q5.個人ではなく、会社から香典をいただいた場合にも香典返しは必要ですか?

身内の通夜を営んだ際、会社から会社名(代表取締役)でお香典をいただいたため、お持ちになった方には当日に返礼の品をお渡ししました。忌明け後に改めて香典返しを贈る際は、個人の方と同様に、会社宛てにも贈るべきでしょうか?

A.一般的に、会社単位では「喪に服す」という概念がないため、会社への香典返しや喪中はがきの送付は不要です。

ただし、その会社の方針や代表取締役の考えによったり、個人経営などの場合には喪に服す場合もあるようです。絶対的な決まりはありませんが、せっかくいただいたのであれば、この場合には会社へお礼の気持ちをお伝えするだけで問題ないかと存じます。

Q6.亡くなった父の会社の方からお香典をいただいた場合、返礼品はすぐに贈るべきですか?その場合、どのような物が適切ですか?

父が先日亡くなった際に身内だけで葬儀を営んだのですが、父の会社の方から後日お香典をいただいてしまいました。式の当日は、四十九日明けに送るつもりで返礼品は特に用意しておりませんでしたが、会社の方にはすぐに何かお返しをしたほうがよろしいのでしょうか?

また、お返しをしたほうがいいのであれば、どういった物をお返しすべきですか?

A.忌明け後に返礼品をお贈りする形で問題ありません。
また、返礼品として適切とされるのは、石けん・洗剤・タオル・寝具などの消耗品が一般的です。

会社の方へのお返しも、基本的には他の方と同様に忌明け後に返礼品を贈る形で問題ありませんが、郵送でいただいたのであれば、お電話などで先にお礼だけでもお伝えしておいた方が丁寧かと存じます。

また、返礼品として適切とされるのは、石けん・洗剤・タオル・寝具などの消耗品が一般的で、最近はカタログギフトも増えています。生鮮品・昆布・鰹節などのお祝いに通じるものは避けてください。返礼品の掛け紙は、地域によっても異なりますが、「志(こころざし)」または「粗供養」と書くのが一般的です。

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