- 手元供養(てもとくよう)…故人様のお骨の一部を身近なところに保管する、比較的新しい供養方法のこと。小さな骨壺や専用アクセサリーなど、保管方法には様々な種類がある。
Q1.手元供養とは、具体的にどのような意味を持つ行為なのでしょうか?
主人の納骨を間近に控えているのですが、友人から「お骨の一部を持っておくと良いよ」とのアドバイスをもらいました。ぜひそうしたいのですが、「手元供養」とは具体的にどのような意味を持つ行為なのでしょうか?
A.身近な場所で故人様を供養できる手元供養は、住宅事情により供養の場が減っている現代問題を解決するための供養方法としての意味があります。
近年、お墓がない、マンション暮らしで仏壇が置けないなどの現代的な住宅事情が原因で、故人様を供養できる場が減っているという問題があります。小さな骨壺や専用アクセサリーなどを用いて身近な場所で供養できる手元供養は、このような問題を解決するための供養方法としての意味合いで、近年広まりを見せています。
また、「亡くなった家族の存在をより身近に感じたい」「自分たちを見守っていて欲しい」 といったご遺族様の思いにお応えするためのものでもあります。