墓石に使用される石種
墓石に使われる石の主要な産地は、現在、中国とインドが中心です。中国は、種類、量ともに世界一の規模で、インド産の石は硬度の高い種類が多く、色彩のバリエーションが豊富です。
石種を検討する際の3つのポイント
石種を検討する際には、下記3つのポイントを中心に確認いただくことが大切です。一生に一度のお墓選びですから、ご家族の皆様とご相談しながら慎重にご検討ください。
- ☑ 国産か、海外産か
- ☑ 色彩、模様
- ☑ 日差しや風雨にさらされる際の耐久性
はせがわの安心ポイント
お墓の石は、硬度が高く、吸水率が低く、磨くことによって光沢が出るものがよいとされています。はせがわでは、日本で長く愛されてきた石に加え、世界各地から良質の石を取り揃えています。
はせがわ厳選の石種13種
ここでは、お墓に使用される石の主要産地別に、はせがわ厳選の13種類の石種をご紹介いたします。
※吸水率ついて
石は、硬度と吸水率も検討の基準になり、吸水が少ないほど長い年月に耐えられると考えられています。ここでは、日本石材産業協会のデータに基づく吸水率を掲載しています。
国産
インド
インド
ヨーロッパ
アフリカ
中国
お墓の石種に関するよくあるご質問
- 墓相学…紀元前の中国で発祥した風水地理学を源流とした学問。さまざまな流派に分かれている。
- 花崗岩…地球上に最も多く存在し石英・長石・雲母を主成分とする酸性の深成岩。
Q1.様々な色の墓石があることに気付きました。墓石の色に宗派の決まりはあるのですか?
墓地を見学に行きましたところ、様々な色の墓石があることに気付きました。墓石の色に宗派の決まりはあるのですか?
A.宗派による決まりはありません。周囲との調和や、建立される方の嗜好にあわせて色を選ばれるといいでしょう。
宗派による決まりはありません。お墓には固く風化しにくい花崗岩(御影石)が最も多く使われています。花崗岩には白系、青系、緑系、黒系、赤系などの種類があり、周囲との調和や、建立される方の嗜好にあわせて色を選ばれるといいでしょう。また岩石は必ず吸水しますが、相対的に原色の色濃い石種が水を吸いにくい傾向があります。サビの出やすいもの、筋目の出やすいものもありますが石それぞれの個性です。
Q2.外柵と墓石の色は変えることが一般的なのでしょうか?
墓地に現在、外柵だけがあります。墓石を石屋さんにお願いしたところ、外柵と墓石の色を変えるのが今は一般的と言われました。墓石を引き立てるためという理由でした。墓地には色を変えているお墓もあれば、同じ色のお墓もあります。同じ色の方がまとまりがあるように思うのですが、どうなのでしょうか?
A.外柵と墓石の色ですが、色を変える、同じ色、どちらでもよろしいかと思います。
外柵と墓石の色ですが、色を変える、同じ色、どちらでもよろしいかと思います。色を変える理由として、墓石を引き立たせる、地域性などが考えられます。全て同じ石種で建てたいと考えてられても、予算の問題から違う石種を使うことも多いようです。
大切な家族が眠りにつくのがお墓です。どのような墓石を建てたいのかを一番にご検討されるとよろしいのではないでしょうか。
Q3.「青い墓石は病人が出る」と聞いたのですが、そんな迷信があるのでしょうか?
墓石の色について「青い墓石は病人が出る」と聞いたのですが、そんな迷信があるのでしょうか?
A.その地方で産出されない色目を希望しないようにと生まれた迷信でないかと考えられます。
近年ではさまざまな色の墓石があります。また、日本の北と南では色に対する言い伝えが逆で「黒い石は死人が出る」、「白い石は死人が出る」と言われたりもしています。その地方で産出されない色目を希望しないようにと生まれた迷信でないかと考えられます。そもそも仏教ではどの色が悪いという考え方はありません。墓相学についても流派により様々な説があるようです。