重要なお知らせ

お仏壇の掃除でやってはいけないことはある?掃除方法の基本を解説

お仏壇の掃除でやってはいけないことはある?掃除方法の基本を解説

日頃お仏壇のお参りはしていても、詳しい掃除方法までは分からないという方も多いのではないでしょうか?
このページでは、お仏壇掃除のやり方や頻度、業者にクリーニングを依頼する場合など、お仏壇のお手入れ全般を解説いたします。
また、お仏壇の電球を交換するケースについても触れています。

お仏壇掃除のやり方は?必要な掃除道具も紹介

お仏壇をお掃除する男性

「そもそもお仏壇の掃除は自分で行っても平気なの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的な注意事項を押さえておけば、ご自身で行っていただいて全く問題ございません
むしろ、仏教においてお掃除は心を磨くための修行としても使われており、お仏壇のお掃除も同様に大切な行為とされています。

ここでは、まず初めにお仏壇掃除の基本的な手順・やり方の解説と、お掃除の際に必要な道具をご紹介いたします。

本格的にお仏壇を掃除する際の7つの手順

お仏壇のお掃除は、普段の簡易的なお掃除と本格的なお掃除に分かれます。どちらもお掃除の前にお参りをする点は変わりません。
以下、本格的なお掃除の手順と詳しい方法を紹介します。

1.お仏壇にお参りし、これから掃除することを報告する

仏様や故人様に失礼のないように「これからお掃除いたします」という気持ちを込めてお参りをします。お参り手順は普段と同様です。

  1. お線香をあげる
  2. おりんを鳴らす
  3. 合掌

お参り後にすぐお掃除をはじめると思うので、短いお線香を使用するのがおすすめです。

>>お仏壇のお参り手順について詳しくはこちら

2.窓を開けて換気する

普段のお掃除と同様に掃除中は埃が舞うため、窓を開けて換気をしておきましょう。

3.写真を撮ってから仏具を取り出す

お仏壇の中にあるお仏具を、お仏壇から外してお掃除してください。


お仏具を全て外してしまうと元に戻すことが難しくなりますので、動かす前に写真を撮っておくことをおすすめいたします。

お仏具は「重いもの」「上下で分かれるもの」などもあります。一つ一つ丁寧にお仏壇から外してください。
また、お仏壇によって外れる部品もあります。無理に外す必要はありませんが、軽く外れるものは外してお掃除してください。

お仏壇から外したお仏具等は床などに直置きせず、いらない布や新聞紙の上に置いてください。

4.仏壇の掃除

毛払いで埃を掃く→柔らかい布で拭く
の手順が基本です。
細かい埃は手拭いで拭くと取れますのでお試しください。

内側のお掃除が終わりましたら、お仏壇の扉を閉めて外側の掃除をしてください。
外側の掃除後、艶出しクリームを使って仕上げるとさらに美しく仕上がります。

>艶出しクリームの商品ページはこちら

お仏壇お掃除の注意点


濡れ拭き厳禁

  • 濡れ拭き
  • 薬品や洗剤の使用
  • 金箔部分のお掃除

これらはお仏壇を痛めてしまう可能性がありますのでご注意ください。
お掃除の注意点の詳細は〈こちら〉

5.お仏具の掃除

お仏具もお仏壇と同じく、【毛払いで埃を掃く→柔らかい布で拭く】という手順が基本です。ただし、お仏具は材質によって拭き掃除後のお手入れ方法が異なります。
以下に、材質別のお掃除方法をご紹介します。

◆お仏具の掃除方法

  • 真鍮製のお仏具
    乾拭きの後に専用の薬品を使ってお手入れをすると、さらにきれいになります。
  • メッキ加工や漆加工の仏具
    表面の塗装が剥げてしまうので乾拭きに止(とど)めてください。
  • おりん
    素手で触ると変色の原因になりますので触らないようにしていただき、触ってしまった場合は乾拭きしてください。研磨剤で磨くと輝きが戻りますが、表面がコーティングされているおりんに研磨剤を使用するとコーティングを剥がしてしまうため、その時はきれいになっても変色スピードが速くなります。
  • お位牌
    文字やフチなどの金の部分は剝がれてしまうことがあるので、強く拭くことは避けてください。日頃から素手で触らないようにすることで、美しさが長持ちいたします。
  • 香炉の灰
    割り箸などでお線香燃え残りを取り除いてください。さらに年に一回(お盆、お彼岸、命日の前など)灰を新しいものに取り替えることをおすすめいたします。

材質やお手入れ方法が不明な場合は、お近くのはせがわ店舗までご相談ください。

>>お近くのはせがわ店舗検索はこちら

香炉の灰の表面をならしてきれいにするための道具です。
網の部分がありますので、線香の燃え残りをすくうことができます。

>>香炉・香炉灰について詳しくはこちら

6.お仏具を元に戻す

お掃除が終わりましたら、事前に撮影した写真を見ながら一つずつお仏壇の中に戻してください。

7.お仏壇にお参りし、掃除が終わったことを報告する

掃除を始めた時と同様に、仏様、故人様に掃除が終わったことを報告するためお参りをします。

どんな掃除道具が必要?どこで購入できる?

毛払いお仏壇を掃除している人の手元

◆必要な掃除道具一覧

  • 毛払い(毛ばたき)
    柔らかい毛でできており、埃を払うために使用します。
  • お掃除用クロス(または柔らかい布)
    繊維の細かい布で、表面を傷つけることなくお掃除ができるものが最適です。
  • 真鍮磨き剤
    金属に使用します。研磨剤が入ったものや、洗浄液タイプの商品があります。
  • お仏壇の艶出し剤
    木製品に使用する艶出し剤です。洗浄能力がある商品もあります。
  • 灰ならし
    香炉の灰を平らに均(なら)す道具です。お線香の燃え残りを取ることができる商品もあります。
  • 新聞紙(または汚れてもいい布)
    仏具を一時的に置く用です。

購入可能な場所

お仏壇の掃除用具は、仏壇仏具専門店ですべてお買い求めいただけます。他にも一部スーパーマーケット100円均一ショップでも購入可能です。
また、お掃除用のクロスは家にある使い古しのTシャツなどでも代用できます。

お掃除用具は1,000円以内でお買い求めいただける商品がほとんどですので、この機会に揃えていただくのもおすすめです。
もちろんはせがわでもお取り扱いしております。

>>お近くのはせがわ店舗検索はこちら

お仏壇掃除でやってはいけない4つのこと

お掃除用具

間違った方法でお掃除してしまうと、お仏壇の傷みや破損に繋がる可能性がありますので注意が必要です。ここでは、お仏壇掃除をする上でやってはいけないタブーを4つご紹介いたします。

金箔の装飾箇所は素手で触らない

「金仏壇(きんぶつだん)」と言われる漆塗りのお仏壇(木目の見えない艶のあるお仏壇)には金箔、金粉、蒔絵の装飾があります。
その部分は特に繊細で、汗や皮脂が汚れの原因となり落ちなくなることもあるため、素手で触らないようにすることで美しい状態を長く保つことができます。

お仏壇お仏具は水拭きしない

お仏壇・お仏具のお掃除は乾拭きが基本です。塗装剥がれやカビ、木地の変質を引き起こす可能性があります。

洗剤やアルコールスプレー、重曹などは使用しない

お仏壇・お仏具のお掃除には、専用の薬品や洗剤以外を使用しないでください。

一般的な掃除に使用する洗剤やアルコールスプレー、重曹などの使用は、一見綺麗になったように見えても、表面のコーティングまで剝がしているケースもあり、その場合は汚れやすくなってしまします
こまめに乾拭きの掃除をいていただくことが、お仏壇、お仏具を長く美しく保つことにつながります。

汚れがひどい時のみ、固く絞った布で濡れ拭きしていただいてもかまいません。そのあとは素早く乾拭きをして水分が残らないようにしてください。

雨の日はなるべく掃除しない

湿気によるカビを防ぐため、なるべく湿度の低い晴れた日に行うことをおすすめします。

掃除をする頻度・タイミングはいつ?

拭き掃除している手元

お仏壇のお掃除タイミングに絶対的な決まりはありませんが、簡易的なお掃除は「 毎日 」、本格的なお掃除であれば「 年に数回 」行うのが一般的です。
以下に、おすすめのお掃除タイミングをご紹介します。

簡易的な掃除は毎日行う

毛払いで埃を払う程度の簡単なお掃除は、毎日行うことをおすすめしております。
長い間きれいな状態でお参りしていただくためにも、負担にならない程度でこまめに掃除していただくと良いでしょう。

毎日のお参りの前に1~2分お掃除するのはいかがでしょう。

本格的な掃除は年に数回程度行う

年に数回はお仏具を取り出し、お仏具やお仏壇の内部までお掃除してください
タイミングに決まりはありませんが、わかりやすい日にちをご自身で決めておくと、掃除のし忘れがなくなります。

◆本格的なお掃除のタイミング例
  • 仏様にまつわる日にち(月命日や誕生日など)
  • 仏教的な節目(お盆、お彼岸)
  • 一般的なお掃除をする年末
  • 宗派ごとに大切にしている日(浄土真宗の報恩講法要、真言宗弘法大師の入定の日など)

お仏壇お仏具の本格的な掃除の手順について詳しくは<こちら>をご参照ください。

お仏壇の電球はどうやって交換する?

お仏壇のライト

お仏壇のお手入れには、お掃除だけでなく電球の交換作業も含まれます。ここでは、お仏壇内部の電球が切れてしまった場合の対応方法について簡単にご説明します。

電球の買い替え前に確認すべきポイント

  • 電球が緩んでいないか
    電球とソケットが緩んでいると、電球が切れていなくても点かなくなってしまうことがあります。
  • 電源がコンセントから抜けていないか、スイッチが切られていないか
    コンセントやスイッチが正しく接続されていないと点灯しません。また、接続部分に埃が溜まっていないかもご確認ください。

お仏壇の電球はどこで購入できる?

仏壇・仏具店でお買い求めください。お仏壇の電球は家電量販店で取り扱っていないケースが多いです。
インターネット通販でもお買い求めいただけますが、お仏壇を購入された仏壇店に問い合わせるのが一番スムーズかと思います。

はせがわでも、さまざまなお仏壇の電球を取り扱っております。
お仏壇によって電球の種類が異なるため、電球を持ってお近くのはせがわ店舗まで足を運んでいただくことをおすすめいたします。
※古いお仏壇の場合は電球の取扱いがない可能性もございます。

>>お近くのはせがわ店舗検索はこちら

長寿命のLED照明を使用したお仏壇もおすすめ

現在はLEDライト付きのお仏壇が主流です。
長寿命なのでこまめに付け替える手間が減ります。

また、伝統的なお仏壇によく用いられる、仏壇の天井から吊り下げるタイプの吊灯篭(つりとうろう)と言われる電灯もLEDタイプがございます。
現在使用中の吊灯篭(つりとうろう)をLEDライトに付け替え可能な場合がありますので、お近くの店舗までご相談ください。

プロへのクリーニング依頼もおすすめ

クリーニング業者の手元

中には、自分でお仏壇の掃除をすることが不安な方もいらっしゃるかもしれません。最後に、プロのお掃除業者にお仏壇のクリーニングを依頼する方法をご紹介いたします。

プロに依頼するメリット・注意点・費用

メリット

プロのクリーニング業者にお仏壇のお掃除を依頼すると、主に以下のようなメリットもあります。

  • 自身でお掃除してお仏壇を痛めてしまうことを防ぐ
  • 家庭では落とし切れないヤニやススなどの頑固な汚れもきれいになる
  • 一度しっかりきれいにしてもらうことで、日ごろのお掃除が楽になる
注意点
一般の掃除業者ですと、お仏壇の取扱い知識がない場合もあり、かえってお仏壇を傷めてしまう可能性もございます。依頼する際は、仏壇仏具専門の掃除業者に依頼することをお勧めします。
費用の目安
依頼先やクリーニングの内容、お仏壇の大きさや種類よっても大きく変動しますが、5万円~30万円程度を目安にクリーニングが可能な場合が一般的です。

掃除以外(お仏壇お仏具の修理・修復)の依頼もおすすめ

お仏壇の掃除だけでなく、修理や修復(金箔の張り直し、漆の塗り直しなど)も依頼できる場合があります。

お掃除の際にお仏壇をよく見て、必要であればこまめに修理・修復をしていただくことをおすすめいたします。都度メンテナンスしていれば、これから先も長くお参りしていただくことができます。

お引越しなどの節目のタイミングで、クリーニングや塗替えを行うのもおすすめです

はせがわのお仏壇クリーニング・修復サービス

お仏壇クリーニングのビフォーアフター

はせがわでは、お仏壇のクリーニングをはじめ、仏壇仏具の修復などの各種サービスも承っております。
以下に当社のサービスを簡単にご紹介いたします。

  • お仏壇のクリーニングや塗替え
    部品の取り外しなどは行わずにお掃除をするクリーニングから、すべての部品を外して行う本格的な総塗替えまで、お仏壇の状態や納期などのご要望に合ったサービスをお選びいただけます。
  • お仏壇の修理・修復
    壊れてしまった部分の修理や修復などを行います。
  • お仏具のクリーニング(磨きなおし)
    おりんや香炉などのお仏具クリーニングも可能です。
  • お念珠の繋ぎ替え
    珠をつないでいた糸が切れてしまったり、切れそうになっている念珠も繋ぎ替えをすれば、また使っていただけます。珠の紛失やひび割れがあっても、他の珠と近いものを足して修理できる場合もあります。

クリーニングや修理・修繕の見積もりは全て無料ですので、ご検討の際はお近くのはせがわ店舗までお気軽にご相談ください。

>>ご相談可能なはせがわ店舗の検索はこちら

また、オンライン窓口もご用意しておりますので、以下のリンクからもご相談が可能です。

はせがわのお仏壇修復・クリーニングに関するページはこちらです。

はせがわの仏壇仏具修復・クリーニング

はせがわがご提供している、「お仏壇の修理修復」「唐木仏壇のクリーニング」「お念珠(数珠)の繋ぎ替え」のサービス紹介ページです。 修理に関する無料見積やご相談も承っています。