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改葬(墓じまい)に関する基礎知識

改葬(墓じまい)に関する基礎知識
「改葬(墓じまい)」に関する基礎知識をご紹介します。
  • 墓じまい…墓石を撤去し、墓所を更地にして使用権を返還すること。いわゆるお墓の処分のこと。
  • 改葬(かいそう)…今ある墓所から新たな墓所へ遺骨をおさめ直すこと。

Q1.実家が複数あるお墓を一つにまとめ、新しいお墓を建てました。そのお披露目に招待されていますが、お金はどのように包めばいいでしょうか?

実家が複数あるお墓を一つにまとめ、新しいお墓を建てました。そのお披露目に招待されていますが、お金はどのように包めばいいでしょうか?

A.今回新しいお墓を建てた理由が、お悔みでなければ赤白の水引にて包みます。表書きは「御建碑祝」、「建碑御祝」を使用されています。

今回新しいお墓を建てた理由が、お悔みでなければ赤白の水引にて包みます。表書きは「御建碑祝」、「建碑御祝」を使用されています。

Q2.本家のお墓に納骨した父のお骨を、将来お墓を建てた際に動かすことは可能でしょうか?

お墓がなかったため、父が亡くなった際には本家のお墓に納骨をしました。将来お墓を建てようと思った際に、父のお骨だけ取り出し、新しいお墓に納骨をすることは可能でしょうか?

A.お父様のご遺骨だけを移動(改葬)することは可能です。手続きが必要になります。

お父様のご遺骨だけを移動(改葬)することは可能です。手続きが必要になります。まず新しい埋蔵先を決め、管理者から受入証明書を発行してもらい、現在の埋蔵先、役所に届け出て改葬許可書の交付を受けます。納骨する折に新しいお墓の管理者に提出します。自治体により手続きが異なりますので現在埋蔵されている地域の役所に相談されるとよろしいかと思います。

Q3.遠方からの遺骨はどのように運べばいいでしょうか?

遠方より改葬する予定です。5人の遺骨があるのですが、運ぶ方法はどのようにすればいいのでしょうか?

A.ゆうパックで実施をしているようですが、大切なお骨になりますので、可能であればご自身で移動されることをお勧めします。

一般的な宅配業者では受付をしていないようです。ゆうパックで実施をしているようですが、大切なお骨になりますので、可能であればご自身で移動されることをお勧めします。
ご家族で車や電車などで確実にお連れするのがよろしいかと存じます。

Q4.遠方よりお墓の引越しをします。具体的にどのような運び方がありますか?

遠方よりお墓の引越しをします。お骨は具体的にどのような運び方がありますか?

A.遺骨の移送は通常ご親族が抱えて運んでいます。お骨用の麻袋に移してお連れすると重量は大分軽くなりますので、移される方もいます。

遺骨の移送は通常ご親族が抱えて運んでいます。お骨用の麻袋に移してお連れすると重量は大分軽くなりますので、移される方もいます。

Q5.お墓をなくしますが、ご神ぬけのお布施はどのようにしたらいいでしょうか?

母方のお墓をなくし、父方のお墓に一緒にすることになりました。両方のお寺には確認をとりました。今回お墓をなくす母方のお寺から、相当のご神ぬけのお布施を用意するように指示がありました。どのようにしたらいいでしょうか?

A.「ご神ぬけ」が「閉眼供養」を指すのであれば一般的に耳にする額は3万円~5万円でしょうか。

地域の慣習、信仰心の厚さやお寺様の格や意向によって違いますので断定はできませんが、「ご神ぬけ」が「閉眼供養」を指すのであれば一般的に耳にする額は3万円~5万円でしょうか。「ご神ぬけ」のお布施が「離檀料」であると相場はありません。

Q6.お付き合いのあるお寺を変えることは可能でしょうか?

お寺からの要求が多いため、お寺を変える、あるいは宗旨替えも考えています。可能でしょうか?

A.お寺を変えることは可能です。菩提寺への相談が必要になります。

菩提寺を変えることは可能です。その場合には、きちんと離檀(檀家を出る)の申し出が必要になり、離檀料が必要になることが大半です。またお寺にお墓があるのであれば、お墓の引越しも検討が必要になるかもしれません。その場合は手続きが必要になります。
まずは菩提寺への相談が必要になるかと思います。

Q7.実家のお墓が全部で6つありますが、同じ場所にまとめるにはどうしたらいいのでしょうか?

実家のお墓が全部で6つあり古くからあるので痛みがでてきています。そのため同じ場所にまとめたいと思っています。また土葬をしていた時期もあるようですがどうしたらいいのでしょうか?

A.まずは石材店への相談をし、実際に確認をしていただくといいのではないでしょうか。

6つあるお墓をどのようにまとめるのか、配置するのかを検討するためには、現状のお墓を把握することが大切です。土葬の場合は、土が中で動いている可能性もあり埋葬された場所からお骨がでないことが多くあります。これらのことを石材店が把握することにより、手続きなどを含めて提案をすることができます。

Q8.お墓を移動させたいのですが、どうしたらいいのでしょうか?

現在のお墓を別の墓所へ移動させたいと思いますが、どこで建てたお墓かもわかりません。どのようにしたらいいでしょうか?

A.石材店を選び、相談をすることをお勧めします。

今ある石材をそのまま移動先の墓所でも使用したい、となりますと移動先の規定に墓石の大きさなどに合うかどうかが問題になります。また、移動には石材の大きさや移動の距離によっても金額が変わります。まずは石材店を選び、墓石の移動について相談をすることをお勧めします。

Q9.改葬を考えていますが、墓石を持ってくることは可能でしょうか?

改葬を考えていますが、墓石を持ってくることは可能でしょうか?

A.移動先の墓所に墓石の持ちこみについての規定があるかどうか確認が必要です。

改葬での墓石の持ちこみですが、新しい墓所の規定により異なります。規定により墓石の持ちこみが禁止されている施設も多くあります。また、可能な場合でも寸法に決まりがある可能性もあります。移動先の墓所に規定があるかどうかの確認が必要です。

Q10.墓石を動かすのはいけないという宗教上の理由はあるのでしょうか?

改葬を検討していますが、親戚に墓石を何度も動かすのはいけないと言われました。宗教上の根拠などはあるのでしょうか?

A.仏教では、バチがあたるという考えはありません。改葬の理由と合わせて、ご親戚とご相談されるのがよろしいのではないでしょうか。

仏教では、バチがあたるという考えはありません。おそらくですが、ご先祖様を大切にする、供養をきちんとする、粗末にならないようにする、といった考えかもしれません。
改葬を検討されるのは、何かしら理由があることかと思われますので、そちらと合わせてご親戚とご相談されるのがよろしいのではないでしょか。

Q11.事情があり移転することになりましたが、移転先が決まっていません。しばらくは自宅で供養しようと思っていますが可能性でしょうか?

事情があり移転することになりましたが、移転先が決まっていません。しばらくは自宅で供養しようと思っていますが可能性でしょうか?

A.自宅への改葬は難しいかと思いますが、念のため役所へお問い合わせください。

一度納骨すると「埋火葬許可書」が受理され、改葬するには新しい墓所の受入証明書を元に役所から「改葬許可証」を発行してもらうことになります。手続きも市区町村によって多少異なりますが基本的には自宅への改葬は難しいかと思います。念のため役所へお問合せください。

Q12.2つあるお墓を1つにまとめたいと思いますが、どうしたらいいのでしょうか?

お墓が2つありますが、これを1つのお墓に新しくまとめたいと思います。どうしたらいいのでしょうか?

A.まずは石材店にご相談ください。

同じ敷地内にあるお墓なのか、墓石の大きさなどを把握できないとご提案ができません。まずは石材店へご相談ください。墓所によっては石材店の指定があることがありますので、ご確認ください。

お墓じまいについて詳しくはこちら

お墓じまいとは?費用や流れと3つのトラブル対策

お墓じまいとは?8つのステップと費用

お墓じまいを検討している方に、その方法や費用、注意点をお仏壇のはせがわが解説します。

はせがわでは、「お仏壇」「お墓づくり」「納骨堂/屋内墓苑」「都立霊園資料」「薄院(建築家・隈研吾氏デザインのお仏壇)」のカタログをご用意しています。以下からご請求ください。

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